そもそも、こんなことを偉そうに言っている僕も、スタートは転売でした。
もう10年以上前の話ですが、eBayで安く買った商品をヤフオクで売っていたのです。
今のAmazonのようなサービスはなかったので、梱包も発送も全部自分。
毎日eBayとヤフオクの両サイトとにらめっこして、必死に価格差のある商品を探していました。
しかし、この頃はとにかくライバルが少なかったのです。
儲かる商品も簡単に見つかりましたし、高い利益率をキープできていました。
(転売なので小売店仕入れになりますが、国が違うので結構価格差があったのです)
でも今は、Amazonが便利になりすぎて、転売をやる人が増えすぎているのです。
儲かる商品を見つけるのは一苦労だし、利益率もなかなか上がりません。
気軽に取り組める分、ライバルが多くて大変なので、物販の基礎を身につけたら、
どんどん転売から脱却してほしい(その方がすごく効率がいい)と思っているだけなのです。
だから、今あなたが転売をやっていることは、全く悪いことではありません。
ただ、「現状を正確に把握して、未来を見据えませんか?」という提案です。
最近何かと話題のZOZOタウンの前澤社長も、
実は並行輸入CDの転売からビジネスを始めています。
これは、転売というビジネスが起業の「きっかけ」として夢があると同時に、
転売が上手くいったからといって、一生続ける人はいないというエピソードではないでしょうか。